2019年10月29日公開
2020年07月28日更新
【2020年最新】M&A仲介会社ランキングを企業規模ごとに公開!
「どこのM&A仲介会社に相談しよう?」とお悩みですね。今回は、M&A仲介会社のおすすめランキングを中小企業・上場企業・個人事業とM&Aの規模ごとにご紹介いたします。自社に最適なM&A仲介会社を見つけ、M&Aを成功させましょう。
目次
1. M&AをするならM&A仲介会社に依頼すべき!
自社のM&Aを検討しているのであれば、M&A仲介会社に相談すべきです。そのため、事前に仲介会社のランキングを確認しておくとスムーズに相談・業務依頼をすることができるでしょう。
M&Aの手続きは複雑であるだけでなく専門知識が求められるため、スムーズに成功させるには仲介会社の協力が必要不可欠です。
しかし、M&A仲介会社によってM&Aの知識や経験の深さには大きな差があるため、あらかじめ評判や実績を調べてから依頼しなければなりません。
M&Aを失敗しないためにも、実績のあるM&A仲介会社へ相談をすべきです。
とはいえ「本当にM&A仲介会社って必要なの?」と疑問に思う人もいるでしょう。まずはM&A仲介会社の重要性を確認しましょう。
①M&A仲介会社とは?
M&A仲介会社とは、買い手と売り手の両者の間に立って客観的に中立的な立場でM&A交渉の仲介を行う会社のことです。
ちなみにM&Aとは、「Mergers and Acquisition=合併と買収」の略称を指します。つまりM&Aは企業を統合する手法の総称です。
株式譲渡や事業譲渡、吸収合併や新設合併などがM&Aの代表的な手法となります。これらの手法を総称してM&Aと呼んでいるのです。
ここからは、そんなM&Aの仲介会社にある役割を詳しく確認しておきましょう。
②M&Aにおける仲介会社の5つの役割
M&AにおいてM&A仲介会社は欠かせない存在です。M&Aにおいて、仲介会社は以下の5つのような役割を担っています。
- M&A案件の紹介・相手探し
- M&Aにおける交渉
- M&A先企業のデューデリジェンス
- M&A契約書類の作成
- M&A後の統合プロセスの調整
これら5つの役割を知っておけば、M&Aにおける仲介会社の重要性が理解できます。それぞれの役割について、順番に見ていきましょう。
(1)M&A案件の紹介・相手探し
M&Aにおける仲介会社の大きな役割は、M&A案件紹介と相手企業探しです。
M&A仲介会社は、自社独自のネットワークや提携先の情報網を駆使して依頼元にふさわしい企業や相手を探してくれます。もし、「M&Aをしたい」と思っても、個人や自社だけのネットワークで相手企業を探すには限界があるでしょう。
しかし、仲介会社の力を借りることにより多くの企業・相手候補と出会えるのです。たくさんの選択肢の中から最適な相手企業とM&Aを実現させましょう。
(2)M&Aにおける交渉
2番目のM&Aにおける仲介会社の役割は、M&Aの交渉です。
M&Aの交渉では、譲渡価格、承継する資産・取引・雇用、譲渡の時期、個人保証の解消、競業避止の有無などのM&A成立の条件を話し合います。
もちろん、自社の要望を伝えることは大切ですが、相手の意見・要望もしっかり聞かなければなりません。また、自社の言い分が正しいのか第3の目によってチェックをしたり、希望を通すための資料づくりが必要です。
M&A仲介会社なら過去の事例を用いて最適な条件となるよう交渉してくれるでしょう。
その一方で、個人や自社で交渉に臨めば、不利な条件な契約を結んでしまったり交渉が決裂・破談になったりするなどの事態の要因となりかねません。そのため、M&Aの交渉では仲介会社のアドバイス・サポートを受けながら進めていくことをおすすめします。
(3)M&A先企業のデューデリジェンス
3番目のM&Aにおける仲介会社の役割は、M&A先企業のデューデリジェンスです。
M&A仲介会社は、デューデリジェンスに必要な対応を踏まえ、求められる準備についてのアドバイスとサポートを行います。買い手候補によるデューデリジェンスの段階に移ると、売り手は必要資料を用意したり視察の対応をしたりと大変です。
社長をはじめ、M&Aの交渉を知る社員へのインタビューに応じる必要が出てくることもあります。そのようなときは、さらにM&Aの交渉内容が漏れないように注意しなければなりません。
これらの準備や対応を自社のみで行うと不備が買い手候補へ露呈したりM&Aをする事実が取引先などの外部へ漏れたりする恐れがあるため、M&A仲介会社がアドバイスとサポートを慎重に行います。
(4)M&A契約書類の作成
4番目のM&Aにおける仲介会社の役割は、M&A契約書類の作成です。
M&Aの契約では、交渉の段階に応じていくつかの契約書類作成をしなければなりません。M&Aで使う契約書類は、以下の通りです。
- 買い手が売り手に買収の意思を表明する「意向証明書」
- 詳細な情報を開示するときの「秘密保持契約書」
- 大まかな合意を認める「基本合意契約書」
- M&A成立を行うための「最終譲渡契約書」
これらの契約書類を作成するためには、専門的な知識が必要になります。M&Aの専門家の目を通さなければ不利な条件でM&Aが成立してしまうかもしれません。
そこでM&A仲介会社から作成における助言・アドバイスを受けたり、代理作成をしてもらう必要があるのです。
(5)M&A後の統合プロセスの調整
5番目のM&Aにおける仲介会社の役割は、M&A後の統合プロセスの調整です。
M&A仲介会社は、承継後に実施される企業同士のすり合わせをサポートします。統合する内容は、企業理念・風土・従業員の意識や人事システム・社内の業務システムなどです。
自社のみでこれらの統合を行おうとしても、従業員同士の統合が思った通りに進まず承継後の通常業務に支障をきたす可能性も考えられます。
そこで専門知識と経験を備えたM&A仲介会社の協力を得て、統合プロセスの立案や担当者の決定や課題の洗い出しなどについて助言と支援を受けながら、統合プロセスを調整しましょう。
以上、M&A仲介会社の役割でした。役割を確認すると、M&Aの成功がM&A仲介会社に大きく左右されることがわかったはずです。
次の章からは、安心してM&Aを任せることのできるM&A仲介会社のランキングを確認していきましょう。
2. M&A仲介会社おすすめランキングTOP15【中小企業向け】
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキングとして、以下の15社を紹介します。
- M&A総合研究所
- 日本M&Aセンター
- ストライク
- ACA
- 山田コンサルティンググループ
- M&Aキャピタルパートナーズ
- クラリスキャピタル
- Blue Partners
- EVOLUTION JAPAN証券
- アルテパートナーズ
- ビザイン
- M&Aフィナンシャル・パートナーズ
- オリックス
- かえでファイナンシャルアドバイザリー
- 中小企業M&Aサポート
15社の特徴をランキング形式で理解しておくことで、中小企業である自社に最適なM&A仲介会社を知ることができます。さっそく、15の仲介会社の特徴を確認していきましょう。
①M&A総合研究所
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第1位は、M&A総合研究所です。
設立は2018年10月とごく最近です。しかし、M&Aの実績がある専門家だけで運営しているため、高いレベルでのサポートをします。
実務面での専門性は当然ながら、全国に幅広いネットワークを持っています。そのため、幅広くM&Aの相手候補を探すことができ、M&Aを効率的に進められるのです。
また、M&A総合研究所であれば着手金ゼロで完全成果報酬なので気軽に相談することができます。
M&Aランキング第1位【中小企業向け】:株式会社M&A総合研究所 | |
M&A着手金額 | 0円 |
M&A中間金額 | 0円 |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式 |
(最低成果報酬金額) | 設定あり(非公表) |
サイトURL | https://masouken.com/lp01 |
②日本M&Aセンター
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第2位は、日本M&Aセンターです。
1991年創業の老舗企業であり、長年にわたり培ったノウハウや成功事例の積み重ねが強みです。また、約30名の士業・専門家と約300名のコンサルタントが在籍しています。この圧倒的な規模の大きさは、事例の蓄積という点ではM&A仲介会社の中でも申し分ありません。
とりわけ売上1億円以下の小規模~中規模の中小企業のM&Aに力を入れているM&A仲介会社です。
なお、日本M&Aセンターの手数料は、着手金と成果報酬となります。成果報酬はレーマン方式ですが、日本M&Aセンターでは移動総資産ベースです(詳しくは同社へ要相談)。
さらに最低成功報酬も設定されているので、一度確認してみるといいでしょう。
M&Aランキング第2位【中小企業向け】:株式会社日本M&Aセンター | |
M&A着手金額 | 100万~500万円ほど |
M&A中間金額 | 0円 |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式(移動総資産ベース) |
(最低成果報酬金額) | 設定あり(非公表) |
サイトURL | https://www.nihon-ma.co.jp/ |
③ストライク
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第3位は、ストライクです。
ストライクは、早期からネットでのM&A市場に着目していました。そのため日本初となるネット上のM&A市場「SMART」の運営や、メルマガ・講演によってM&Aに興味を持つ企業を囲い込むといった、独自の営業スタイルで業績を伸ばしてきています。
この独特の営業スタイルにより、これまでのアドバイザリーでは考えもつかなかったマッチングを生み出して成功した事例があるのも特徴です。
なおストライクの手数料は、着手金+成果報酬となっています。成果報酬はレーマン方式が採用されています。
M&Aランキング第3位【中小企業向け】:株式会社ストライク | |
M&A着手金額 | 100万~300万円 |
M&A中間金額 | 0円 |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式 |
(最低成果報酬金額) | 設定なし |
サイトURL | https://www.strike.co.jp/ |
④ACA
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第4位は、ACAです。
東アジアなどの発展途上国向けに投資事業を行い、投資事業を通じて会社の価値を高めることをモットーとしています。また、投資の周辺事業・M&Aアドバイザリーや仲介業務も行っているのです。
得意業種としては、ヘルスケア、ICT、流通・小売・消費、クリーンテックなどを挙げています。これらのM&Aを検討するのならおすすめのM&A仲介会社です。
M&Aランキング第4位【中小企業向け】:ACA株式会社 | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | 要お問い合わせ |
(最低成果報酬金額) | 要お問い合わせ |
サイトURL | http://www.acainc.jp/ |
⑤山田コンサルティンググループ
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第5位は、山田コンサルティンググループです。
公認会計士・税理士事務所から派生したコンサルティングファームのため、会計事務所や監査法人との豊富なネットワークを持っています。またコンサルティングが主なので、衰退・撤退期の事業を再生させる再生型M&A戦略の提案と立案が特に強いです。
なお山田コンサルティンググループの報酬体系は、基本は業務委託手数料+成果報酬となります。業務委託手数料(金額は非公表)は、同社との契約を正式に取り結びを行い動き始めた時点で生じ、一括払いもしくは月次払いです。
ただし依頼によっては完全成果報酬で承ってもらえることもあるので、詳しくはお問い合わせください。
M&Aランキング第5位【中小企業向け】:山田コンサルティンググループ株式会社 | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 非公表 |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式 |
(最低成果報酬金額) | 要お問い合わせ |
サイトURL | https://www.yamada-cg.co.jp/ |
⑥M&Aキャピタルパートナーズ
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第6位は、M&Aキャピタルパートナーズです。
規模が大きいM&A仲介会社ながら、社員の定着率が高いことで有名となっています。そのためM&A成約後も、また優秀な同じ担当者のM&Aサポートをお願いするなど担当者との長い付き合いが期待できるのです。
M&Aの取扱い事例としては、調剤薬局やドラッグストアが多いですが、中小企業の業種や事業規模の大小を問わず、幅広い案件に対応しています。
なお手数料は、中間金と成果報酬が必要です。成功報酬は、レーマン方式を採用しており売買対価に対して指定の料率をかけます。成功報酬のうち10%は基本合意書締結時に中間金として支払い、残りの90%をM&A成立後に支払います。
M&Aランキング第6位【中小企業向け】:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 | |
M&A着手金額 | 0円 |
M&A中間金額 | 成果報酬の10% |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式 |
(最低成果報酬金額) | 設定なし |
サイトURL | https://www.ma-cp.com/ |
⑦クラリスキャピタル
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第7位は、クラリスキャピタルです。
クラリスキャピタルは、「女性社長ならではのきめ細かなサポートやアフターフォローが良い」と評判があります。小規模なM&Aにも対応しており、中小企業はもちろん飲食店や美容院などのM&Aを取り扱っているのが特徴です。
手数料も他社より低く設定されているため、小規模M&Aを希望するならおすすめの仲介会社と言えるでしょう。
M&Aランキング第7位【中小企業向け】:株式会社クラリスキャピタル | |
M&A着手金額 | 0円 |
M&A中間金額 | 0円 |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式 |
(最低成果報酬金額) | 500万円 |
サイトURL | https://clarisc.co.jp/ |
⑧Blue Partners
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第8位は、Blue Partners株式会社です。
会社の事業を成長させるコンサルティング事業や資金調達方法の提案、M&Aの仲介・アドバイザリー事業を行っています。株式や融資による資金調達・事業の成長・M&Aに関する幅広い知識を持っているのが特徴です。
M&Aランキング第8位【中小企業向け】:Blue Partners株式会社 | |
M&A着手金額 | 非公開 |
M&A中間金額 | 非公開 |
M&A成果報酬の算出方法 | 非公開 |
(最低成果報酬金額) | 非公開 |
サイトURL | https://bluep.jp/ |
⑨EVOLUTION JAPAN証券
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第9位は、EVOLUTION JAPAN証券です。
日本株の投資・運用事業をメインに会社運営をしています。M&Aの仲介や財務アドバイザリーに対応し、クロスボーダー案件も手掛けている会社です。国外M&Aを検討する際におすすめです。
M&Aランキング第9位【中小企業向け】:EVOLUTION JAPAN証券株式会社 | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | 要お問い合わせ |
(最低成果報酬金額) | 要お問い合わせ |
サイトURL | http://www.evofinancialgroup.com/ejs/ |
⑩アルテパートナーズ
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第10位は、アルテパートナーズです。
アルテパートナーズは、スモールM&Aや地方のM&Aに力を入れています。全国の買い手候補を常に持っており、「こんな田舎でも会社は売れるのか?」と心配な経営者でも安心して相談できる会社です。
完全成功報酬型を採用しており、費用のリスクを抑えることができます。
M&Aランキング第10位【中小企業向け】:アルテパートナーズ株式会社 | |
M&A着手金額 | 0円 |
M&A中間金額 | 0円 |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式(要問い合わせ) |
(最低成果報酬金額) | 要問い合わせ |
サイトURL | https://ma-japan.info/ |
⑪ビザイン
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第11位は、ビザインです。
東京・名古屋・大阪・福岡の大都市にある会社のM&Aに力を入れています。オフィスは東京と福岡です。
「中小企業・スモールM&Aならビザイン」と打ち出しているように小規模なM&Aに対応しています。最低報酬は150万円と低価格となっているのが特徴です。
M&Aランキング第11位【中小企業向け】:株式会社ビザイン | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式 |
(最低成果報酬金額) | 150万円(会社規模によって変動) |
サイトURL | https://www.bizign.jp |
⑫M&Aフィナンシャル・パートナーズ
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第12位は、M&Aフィナンシャル・パートナーズです。
M&Aフィナンシャル・パートナーズは、IT事業に特化したM&Aアドバイザリーを行っています。特に、IT事業に特化したM&Aアドバイザリーが強みです。
財務や人材調達の支援も行っており、経営コンサルタントをお願いすることもできます。
M&Aランキング第12位【中小企業向け】:M&Aフィナンシャル・パートナーズ株式会社 | |
M&A着手金額 | 0円 |
M&A中間金額 | 0円 |
M&A成果報酬の算出方法 | 譲渡価額に5%の料率を掛けて算出する |
(最低成果報酬金額) | 100~500万円程度 |
サイトURL | http://www.mafp.co.jp/index.html |
⑬オリックス
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第13位は、オリックスです。
グローバルに事業を展開する大手のリース会社で、中小企業向けの事業承継の支援のサービスを提供しています。事業承継のほか、友好的M&A・MBO・EBOなど様々な形のM&Aサポートをしてくれることが大きな特徴です。
M&Aランキング第13位【中小企業向け】:オリックス株式会社 | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | 要お問い合わせ |
(最低成果報酬金額) | 要お問い合わせ |
サイトURL | https://www.orix.co.jp/grp/ |
⑭かえでファイナンシャルアドバイザリー
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第14位は、かえでファイナンシャルアドバイザリーです。
公認会計士・税理士の業務経験を持つ代表によって組織され、中小企業に向けた事業承継・M&Aを支援し、後継者問題の解消に努めています。世界規模のM&Aネットワークに加盟し、クロスボーダー案件にも対応可能な点が強みです。
M&Aランキング第14位【中小企業向け】:かえでファイナンシャルアドバイザリー株式会社 | |
M&A着手金額 | 国内:0円、国外:事前相談は0円 |
M&A中間金額 | 国内:0円、国外:要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | 株式の売買価格に料率を掛けて算出する |
(最低成果報酬金額) | 国内:500万円、国外:要お問い合わせ |
サイトURL | http://www.kaedefa.com/ |
⑮中小企業M&Aサポート
中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第15位は、中小企業M&Aサポートです。
1999年に創業した会社で、全国の中小企業へ向けて、M&Aの仲介やコンサルティングのサービスを提供しています。独自の分析法・M&A成約向上システムによる確かなアドバイスが強みです。
M&Aランキング第15位【中小企業向け】:株式会社中小企業M&Aサポート | |
M&A着手金額 | 0円(買い手側は50万円) |
M&A中間金額 | 100万円(買い手は50万円) |
M&A成果報酬の算出方法 | 譲渡金額+保証金(事業譲渡)、株式売却価格(株式譲渡)に料率を掛けて算出 譲渡・株式売却価格が1億円以下の場合は、定額を支払う |
(最低成果報酬金額) | 150万円 |
サイトURL | https://www.chusho-ma-support.com/ |
以上、中小企業向けのM&A仲介会社おすすめランキングを紹介しました。ここまでのランキングを読んで、中小企業である自社に最適なM&A中小企業を見つけられたはずです。
ちなみに、自社が大企業である場合には、おすすめしたいM&A仲介会社が異なります。ここからは、大企業向けのM&A仲介会社ランキングをまとめたので確認しておきましょう。
3. M&A仲介会社おすすめランキングTOP3【大企業向け】
大企業向けのM&A仲介会社おすすめランキングとして、以下の3社を紹介します。
- みずほフィナンシャルグループ
- GCA
- レコフ
これら3社の特徴をランキング形式で理解しておくことで、大企業である自社に最適なM&A仲介会社を知ることができます。それでは、3つの仲介会社の特徴を確認していきましょう。
①みずほフィナンシャルグループ
大企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第1位は、みずほフィナンシャルグループです。
M&Aアドバイザーの業務はみずほ銀行、みずほ証券により行われています。
みずほフィナンシャルグループでは、M&Aサポートに関する手数料は公表していません。ただし特徴としては、大企業対象の取引金額が大きいM&Aサポートが中心で、手数料水準も普通の中小企業では支払いが難しいくらい高額となります。
全国の企業の情報量とサポートの実績は、中小のM&Aアドバイザーやコンサルティングファームとは比べ物にならないくらい大きいです。
また人材が豊富で、その中で御社にあった適任者が担当としてついてくれます。担当者によるスキルの差も少ないと言えます。
M&Aランキング第1位【大企業向け】:みずほファイナンシャルグループ | |
M&A着手金額 | 非公開 |
M&A中間金額 | 非公開 |
M&A成果報酬の算出方法 | 非公開 |
(最低成果報酬金額) | 非公開 |
サイトURL | https://www.mizuho-fg.co.jp/index.html |
②GCA
大企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第2位は、GCAです。
東証一部に上場する大手の仲介会社で、完全独立型の利点を活かし、M&Aアドバイザリーのサービスを提供しています。利用者の利益を最優先するM&Aアドバイザリーを強みとし、国内外に21の拠点を活かしながら買収への防衛や、グループ・事業の再生にも対応可能です。
M&Aランキング第2位【大企業向け】:GCA株式会社 | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | 要お問い合わせ |
(最低成果報酬金額) | 要お問い合わせ |
サイトURL | http://www.gcaglobal.co.jp/ |
③レコフ
大企業向けのM&A仲介会社おすすめランキング第3位は、レコフです。
1987年設立の老舗M&A仲介会社で、大手企業をメインに様々なM&A案件に関わってきています。近年は需要が高まっているクロスボーダーM&Aに力を入れているようです。
M&Aランキング第3位【大企業向け】:株式会社レコフ | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | 要お問い合わせ |
(最低成果報酬金額) | 要お問い合わせ |
サイトURL | https://www.recof.co.jp/ |
以上、大企業向けのM&A仲介会社おすすめランキングを紹介しました。ここまでのランキングを読めば、大企業である自社に最適なM&A仲介会社が見つかるはずです。
ちなみに、個人事業をM&Aしたい場合には、おすすめしたいM&A仲介会社が異なります。次の章で、個人事業主向けのM&A仲介会社ランキングを詳しく確認していきましょう。
4. M&A仲介会社おすすめランキングTOP3【個人事業主向け】
個人事業主向けのM&A仲介会社おすすめランキングとして、以下の3社を紹介します。
- オンデック
- インテグループ
- みそうパートナーズ
これら3社の特徴をランキング形式で理解することで、自身の個人事業に最適なM&A仲介会社を知ることができます。それでは、それぞれの仲介会社を順番に見ていきましょう。
①オンデック
個人事業主向けのM&A仲介会社おすすめランキング第1位は、オンデックです。
個人事業主などの小規模M&A〜上場企業の大規模M&Aまで、様々な規模のM&A仲介を行っています。オンデックは、年商数千万円の小規模事業〜年商数十億円の中堅事業と幅広いM&A支援の実績があるのです。
オンデックは希望規模に制限を設けず、M&A仲介業を行ってくれます。他の会社で断られたとしても、オンデックに相談してみましょう。
M&Aランキング第1位【個人事業主向け】:株式会社オンデック | |
M&A着手金額 | 30万円 |
M&A中間金額 | 成功報酬の10%(最低額は50万円) |
M&A成果報酬の算出方法 | レーマン方式 |
(最低成果報酬金額) | 300万円(最低手数料) |
サイトURL | https://www.ondeck.jp/ |
②インテグループ
個人事業主向けのM&A仲介会社おすすめランキング第2位は、インテグループです。
主に首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)の案件に対応しています。相談の段階で、引き受けるか引き受けないか判断される仕組みです。
そのため、引き受けてもらえた場合は、M&A成功の見込みが高いと考えられます。
M&Aランキング第2位【個人事業主向け】:インテグループ株式会社 | |
M&A着手金額 | 0円 |
M&A中間金額 | 0円 |
M&A成果報酬の算出方法 | 要お問い合わせ |
(最低成果報酬金額) | 500万円 |
サイトURL | https://www.integroup.jp/ |
③みそうパートナーズ
個人事業主向けのM&A仲介会社おすすめランキング第3位は、みそうパートナーズです。
元々は事業コンサルティング会社ですが、その一環として個人事業主や中小企業のM&Aサポートにも対応しています。事業の経営改善やM&Aによる効果の最大化を目指して手厚くサポートしてくれることが特徴です。
M&Aランキング第3位【個人事業主向け】:みそうパートナーズ株式会社 | |
M&A着手金額 | 要お問い合わせ |
M&A中間金額 | 要お問い合わせ |
M&A成果報酬の算出方法 | 要お問い合わせ |
(最低成果報酬金額) | 要お問い合わせ |
サイトURL | http://misou-p.com/ |
以上、個人事業主向けのM&A仲介会社おすすめランキングを紹介しました。この中から、自身の個人事業に最適なM&A仲介会社が見つけられるはずです。
ここからは、M&A企業規模ランキングをまとめたので確認しておきましょう。
5. M&A仲介会社の企業規模ランキング
M&A仲介会社の企業規模ランキング(2018年)として、以下の5社を紹介します。
- ゴールドマン・サックス
- 三菱UFJモルガン・スタンレー
- 野村證券
- クレディ・スイス
- 三井住友フィナンシャルグループ
会社の規模によっては対応できない会社も中には含まれます。
しかし、これら5社の特徴をランキング形式で理解しておくことで、大企業に人気のM&A仲介会社を参考程度に知ることができます。それでは、それぞれの仲介会社を順番に見ていきましょう。
①ゴールドマン・サックス
M&A仲介会社の企業規模ランキング第1位は、ゴールドマン・サックスです。
アメリカのニューヨークに本社を置く金融グループ企業です。M&Aにおいても1997年以来、M&Aアドバイザーのグローバル・ランキングのトップに躍り出ています。
企業規模(億円) | 市場占有率 | 案件数 | 前年比企業規模増加率 |
55,817 | 33.6 | 30 | 0.2 |
②三菱UFJモルガン・スタンレー
M&A仲介会社の企業規模ランキング第2位は、三菱UFJモルガン・スタンレーです。
三菱UFJフィナンシャル・グループの完全子会社の証券金融持株会社です。三菱UFJ銀行と協同して同グループのM&Aサポートを請け負っています。
企業規模(億円) | 市場占有率 | 案件数 | 前年比企業規模増加率 |
53,062 | 31.9 | 47 | 0.1 |
③野村證券
M&A仲介会社の企業規模ランキング第3位は、野村證券です。
野村ホールディングス傘下の証券業務における中核会社です。証券では国内最大手となっています。
企業規模(億円) | 市場占有率 | 案件数 | 前年比企業規模増加率 |
48,916 | 29.4 | 83 | 0.0 |
④クレディ・スイス
M&A仲介会社の企業規模ランキング第4位は、クレディ・スイスです。
スイスのチューリッヒに本社を置く世界最大規模の金融コングロマリットです。世界規模のM&Aに多くの実績があります。
企業規模(億円) | 市場占有率 | 案件数 | 前年比企業規模増加率 |
36,184 | 21.8 | 14 | 1.2 |
⑤三井住友フィナンシャルグループ
M&A仲介会社の企業規模ランキング第5位は、三井住友フィナンシャルグループです。
法人そのものは傘下に三井住友銀行・SMBC日興証券・プロミスなどを持つ金融持ち株会社です。そのうち三井住友銀行とSMBC日興証券でM&Aのサポートを行っています。
企業規模(億円) | 市場占有率 | 案件数 | 前年比企業規模増加率 |
20,750 | 12.5 | 192 | -0.1 |
以上、M&A仲介会社の企業規模ランキングを紹介しました。ここまで読んで、大企業に人気のM&A仲介会社から業界構造を垣間見ることができたはずです。
そこで次に「ランキングの中からどのM&A仲介会社を選べば良いのか分からない」と疑問に思う経営者の方も多いと思います。ここからは、M&Aランキングから自社に最適な仲介会社を選ぶ方法をまとめたので確認しておきましょう。
6. M&Aランキングから自社に最適な仲介会社を選ぶ3つの方法
M&Aランキングから自社に最適な仲介会社を選ぶ方法は、以下の3つです。
- 自社と同規模のM&A実績があるか
- 自社の企業価値評価など適切に判断してくれるか
- 自社や担当との相性が良いか
これら3つの方法を知っておけば、ランキングに掲載したM&A仲介会社から自社に最適な企業を選ぶことができます。それでは、それぞれの方法を順番に見ていきましょう。
①自社と同規模のM&A実績があるか
自社と同規模の会社売却実績があるかどうかを基準に選んでください。
M&Aは、会社売却の規模によってスケジュールや必要な専門家の数などが変わります。そのためM&A仲介会社によって得意な案件規模が異なるのです。
M&A仲介会社を選ぶ際は、これまでどのような規模のM&Aを成立させてきたかをしっかりと確認し、自社と同規模のM&A実績の多いM&A仲介会社を選びましょう。
②自社の企業価値評価など適切に判断してくれるか
自社の企業価値評価を適切に行ってくれるかどうかをポイントに選びましょう。
M&Aにより会社や事業を売却する際には、売却価額を判断するために企業価値評価を行い、算定した価額を基に買い手側と交渉します。そこでのM&A仲介会社の役割は、複数ある企業価値評価を同時に行い、売却企業の希望や特徴を加味しながら企業価値を算定していくことです。
算定結果は仲介会社によって大きく変わります。そのため、自社の特徴や希望をしっかりと理解した上で企業価値評価をしてくれる仲介会社を選びましょう。
③自社や担当との相性が良いか
自社や担当との相性が良いかどうかを基準にして選びましょう。
満足のいくM&Aが成立するかは、仲介会社の担当者との相性にも左右されます。M&Aに成功した人達が口を揃えていう感想が「担当者の好感度が高かった」「信頼して任せられた」というものです。
M&A仲介業務もIT化が進んでいるとはいえ、属人的な要素が大きい業務です。そのため、担当者と話してみた時に違和感を感じたら別の担当者に依頼したり、別のM&A仲介会社にお願いするなど検討しましょう。
以上、M&Aランキングから自社に最適な仲介会社を選ぶ方法を紹介しました。ここまで読めば、ランキング入りしたM&A仲介会社の中から自社に最適なところを選びM&Aの成功に繋げられます。
とはいえM&Aの成功を目指すなら、ランキング上位の仲介会社に依頼することがおすすめです。最後に、おすすめのM&A仲介会社についてまとめたので確認しておきましょう。
7. M&A成功を目指すならランキング上位の仲介会社がおすすめ
M&Aの成功を目指すのであれば、今回紹介したランキング上位の仲介会社の中から選ぶことをおすすめします。
M&Aを成功させるには、法務・税務・会計に関する専門知識が不可欠です。よりスムーズにM&Aを行うためには、M&Aに関して経験と深い知識を持つ専門家の協力が不可欠でしょう。
なお、M&Aには注意点やデメリットもあるため、M&Aについて考えるときは様々な観点から会社にとってベストな方法を選ばなくてはなりません。
もし、M&A仲介会社を比較してみたけど、決めきれなければ「M&A総合研究所」にお声がけください。M&A総合研究所は相談料や着手金が無料の完全成功報酬制を採用しているのでM&Aにかかる予算が抑えられます。
M&Aに興味をお持ちの方は、一度M&A総合研究所へお気軽にご相談ください。
8. まとめ
M&A仲介会社ランキングをM&Aの規模ごとに分けてご紹介いたしました。M&Aをするときに、M&A仲介会社は欠かせない存在です。
以下のようなポイントをしっかりと押さえ、ベストなM&A仲介会社に依頼をしましょう。
- 自社と同規模のM&A実績があるか
- 自社の企業価値評価など適切に判断してくれるか
- 自社や担当との相性が良いか
M&Aの成功はM&A仲介会社の力量にかかっていると言っても過言ではありません。比較しながら会社を任せられるM&A仲介会社に相談し、M&Aを成功させましょう。
もし、依頼先に悩むのであればM&A総合研究所にご相談ください。M&Aの専門家が経営者に寄り添ってアドバイスいたします。
相談や業務依頼時に費用は必要ありません。完全成功報酬型なので、安心してご相談くださいね。