【和歌山で事業承継するなら必見】現状や承継方法、相談先を分かりやすく解説!

和歌山県で事業承継についてお悩みですね。事業承継をしようと思っても、公的機関の支援だけだと満足いく事業承継ができないかもしれないと不安に思われる人もいると思います。今回は、和歌山の事業承継の現状やおすすめの相談先、事業承継の流れを徹底解説!和歌山県で事業承継をスムーズに実行しましょう。


目次

  1. 和歌山における事業承継の現状
  2. 確認しよう!事業承継3つの方法
  3. 事業承継を相談するM&A仲介会社の選び方
  4. 和歌山で事業承継を相談できるM&A仲介会社10選
  5. 和歌山で事業承継を相談できる公的窓口
  6. 和歌山で事業承継に悩んでいるならM&A仲介会社がおすすめな理由
  7. M&Aで事業承継するときの6つの流れ
  8. 事業承継を成功させよう!すぐに行うべき3つのポイント
  9. まとめ

1. 和歌山における事業承継の現状

和歌山における事業承継の現状

帝国データバンクの調査によると、和歌山県内の7割を超える中小企業は事業承継を経営上の問題として認識しています。しかし、実際に事業承継の計画を進めている会社は1割程度でした。

さらに、事業承継を進めている会社の経営者は50代が多く、60代以上の経営者の6割は事業承継を経営課題と認識しながらも、「事業承継を計画していない」「事業承継を計画していても進めていない」状況です。

和歌山県では中小企業の後継者問題に対して、事業承継支援の取り組みを行っています。事業承継に関するセミナーの開催や相談窓口を設けているのです。

和歌山県の事業承継支援の中心となっている機関は、和歌山県事業承継ネットワークと言います。和歌山県事業承継ネットワークでは、具体的にどのような支援を行っているか確認しましょう。

和歌山県の事業承継ネットワークとは

和歌山県の事業承継ネットワークとは、中小企業の円滑な事業承継を進めるために、商工会議所、商工会、金融機関、士業の専門家団体などで組織されたネットワークです。

経営者に早期の事業承継準備を促すため、事業承継診断や個別相談を行っています。必要であれば専門家を派遣するなどの支援もしてくれるのです。

相談は各商工会議所や商工会、和歌山商工会議所内に設置された事業引継ぎ支援センターの窓口で行えます。

2. 確認しよう!事業承継3つの方法

確認しよう!事業承継3つの方法

和歌山県の事業承継支援について確認したところで、事業承継の方法について確認しましょう。事業承継の方法は、次の3つです。
 

  1. 親族内承継
  2. 従業員承継
  3. M&Aでの承継

順番にメリットやデメリットを見ていきましょう。

方法1.親族内承継

親族内承継とは、経営者の子どもなど親族へ事業承継する方法です。

準備期間を長く設けられ、タイミングを見計らって事業承継することができます。また、従業員や取引先などに受け入れられやすい承継方法です。

しかし、後継者となった親族に経営者の資質がないと、承継後に経営悪化に陥ります。そのため、少なくとも数年は後継者を経営者として育てる時間が必要です。

また、後継者となった親族以外の親族に相続の配慮をしなければなりません。相続の問題を放置していると、後継者と他の親族で相続争いに発展する可能性があります。

このように、親族内承継は後継者の育成と相続問題への対策が必要です。

方法2.従業員承継

従業員承継とは、後継者を従業員の中から選び事業承継する方法です。

会社の経営や業務内容を知っている従業員を後継者とするため、スムーズに承継することができます。企業文化や風土も引き継いでくれるでしょう。

しかし、従業員承継は後継者となる従業員への経済的負担があります。なぜなら、事業承継するためには、従業員が株式を経営者から買い取る必要があるからです。

従業員個人の資金力で難しければ金融機関の融資を頼らなければならず、大きな経済的負担を負わせることとなります。

また、従業員として優秀であっても経営者として向いているかは別物です。そのため、経営者として経営のノウハウを教える教育期間を設けなければなりません。

このように、従業員承継は後継者への経済的負担と教育期間が必要です。

方法3.M&Aでの承継

M&Aでの承継とは、第三者の企業や個人に株式を売却して事業承継する方法です。

株式を売却するため、まとまった資金を手に入れられます。さらに、買い手企業の事業との相乗効果で事業を成長させられる可能性があるのです。

ただし、M&Aは専門的な知識が必要で、自力で進めることが難しい承継方法となります。M&A仲介会社に支援を依頼すると、多額の費用も必要です。

このように、M&Aでの承継は自力で進められず、費用負担が発生します。

ただし、費用負担よりもメリットの方が大きい承継方法です。M&Aで得た資金で、M&A仲介会社への報酬も支払えます。

そのため、事業承継をするなら一番オススメの方法です。

3. 事業承継を相談するM&A仲介会社の選び方

事業承継を相談するM&A仲介会社の選び方

事業承継には、親族内承継・従業員承継・M&Aでの承継があり、M&Aでの承継がおすすめであるとお伝えしました。

しかし、依頼するM&A仲介会社を間違えればM&Aを成立できなかったり、費用だけかさんだりします。そのため、M&A仲介会社は複数社比較して、自社に合ったM&A仲介会社を選択しなければなりません

事業承継を相談するM&A仲介会社の選び方のポイントは、3つあります。
 

  1. 実績を積み重ねている
  2. 社内に専門家が在籍している
  3. シンプルな料金設定である

順番にそれぞれのポイントを確認しましょう。

ポイント1.実績を積み重ねている

依頼するM&A仲介会社は、実績を積み重ねているか確認しましょう。なぜなら、実績を積んでいるほどM&A仲介会社にノウハウが蓄積されていて、きめ細やかなサポートをしてくれるからです。

さらに自社と同規模、同業種の実績があると、安心してサポートを任せられます。特に和歌山での実績があるなら、ネットワークにも期待できるでしょう。

実績はM&A仲介会社のホームページで確認可能です。ただし、全ての実績を掲載していない場合が多いため、掲載している実績が少なくても相談時に聞くようにしましょう。

ポイント2.社内に専門家が在籍している

社内に会計士や税理士など、専門家が在籍しているM&A仲介会社を選びましょう。

通常のM&A仲介会社は、外部の専門家と提携しています。専門家が必要なときに、報酬を支払って協力してもらうのです。

そのため、M&A仲介会社に支払う費用と専門家に支払う報酬が必要となり費用がかさみます。また、専門家が外部にいるため対応に時間がかかるのです。

しかし、社内に専門家を用しているM&A仲介会社なら別途費用の心配はありません。さらに社内に専門家がいるため、必要なときにすぐに対応してもらえます。

費用面とサポート面の両面から、社内に専門家が在籍しているM&A仲介会社がオススメです。

ポイント3.シンプルな料金設定である

シンプルな料金設定のM&A仲介会社が、費用を気にせず相談できるでしょう。一番のオススメは、「成功報酬のみ」のM&A仲介会社です。

M&A仲介会社の料金は、「着手金+成功報酬」や「月額報酬+中間報酬+成功報酬」など各会社によって異なります。M&A仲介会社を選ぶときに、必ず確認しなければならないポイントです。

また、着手金や中間報酬などM&A成立前に支払う料金は、M&Aが不成立でも戻ってきません。そのため、「成功報酬のみ」のM&A仲介会社を選べば、このような費用のリスクを負わずに済むのです。

具体的に総額いくらくらい必要かは、相談時に必ず見積もってもらいましょう。

M&A総合研究所であれば、完全成功報酬型を採用。そのため、相談料や着手金、中間報酬の支払いは不要です。

経験豊富なM&Aコンサルタントと公認会計士が一緒になってあなたの事業承継を支援します。お気軽にご相談ください。

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4. 和歌山で事業承継を相談できるM&A仲介会社10選

和歌山で事業承継を相談できるM&A仲介会社

M&A仲介会社を選ぶポイントを確認したところで、和歌山で事業承継を相談できるM&A仲介会社10社を確認しましょう。
 

  1. M&A総合研究所
  2. 日本M&Aセンター
  3. 風神会計事務所
  4. ミツキタアドバイザリー
  5. インテグループ
  6. かえでファイナンシャルアドバイザリー
  7. レコフ
  8. ジャストコンサルティング
  9. 共生基盤
  10. ストライク

順番に特徴や料金を見ていきましょう。
 

仲介会社1.M&A総合研究所

仲介会社1.M&A総合研究所

出典: https://masouken.com/lp01

M&A総合研究所は、専任の会計士がスピーディーにM&Aを成立することができるM&A仲介会社です。

1つの案件に専任の会計士が2人もついて、相談からM&A成立までしっかりサポートいたします。専任の会計士がいることで、デューデリジェンスなどスムーズに対応できるのです。

また、全国に広がる独自のネットワークやAIを駆使して、売り手企業にメリットのある買い手企業を迅速に見つけます。M&A成立まで平均3ヶ月を誇っているM&A仲介会社です。

料金は成功報酬のみと、リーズナブルです。費用負担も少ないため、中小企業の経営者もお気軽にご相談いただけます。

会社名 株式会社M&A総合研究所
専門家の有無 あり
料金体系 成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://masouken.com/lp01

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仲介会社2.日本M&Aセンター

仲介会社2.日本M&Aセンター

出典: https://www.nihon-ma.co.jp/

日本M&Aセンターは、実績豊富なコンサルタントたちがM&Aをサポートしてくれる大手M&A仲介会社です。

M&Aの成約実績は累計4,500件を超え、年間に770件も成約させています。サポート体制も万全で、コンサルタントだけでなく専門家の支援も受けられるのです。

料金は、着手金と成功報酬となります。「費用は高額となっても、大手M&A仲介会社の方が信頼できる」という経営者に向いているM&A仲介会社です。

会社名 株式会社日本M&Aセンター
専門家の有無 あり
料金体系 着手金+成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://www.nihon-ma.co.jp/

仲介会社3.風神会計事務所

風神会計事務所

出典: https://kazetax.com/

税理士法人風神会計事務所は、和歌山・大阪・奈良を中心に活動する会計事務所です。中小企業から農業、医療などの専門的なコンサルティングを行っています。

「経営の困ったすべてに対応」とある通り、和歌山の事業承継のためにM&A支援も行っている会計事務所です。事業承継で欠かせない節税対策も併せてお願いすることができます。

関西エリアに特化しているため、独自のネットワークにも期待ができるでしょう。

会社名 税理士法人風神会計事務所
専門家の有無 あり
料金体系 要問い合わせ
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://kazetax.com/

仲介会社4.ミツキタアドバイザリー

仲介会社4.ミツキタアドバイザリー

出典: https://www.mitsukita.com/

ミツキタアドバイザリーは、譲渡価格が数百万円~数億円になる中小規模のM&Aに特化したM&A仲介会社です。

公認会計士であるコンサルタントがM&Aをサポートしてくれます。神戸を拠点に、関西地方に強いM&A支援を行っている会社です。関西の買い手企業を探してほしい経営者は相談してみても良いでしょう。

料金は、成功報酬のみとなります。最低報酬は150万円と低く、小規模な会社でも依頼しやすいでしょう。

会社名 ミツキタアドバイザリー株式会社
専門家の有無 あり
料金体系 成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://www.mitsukita.com/

仲介会社5.インテグループ

仲介会社5.インテグループ

出典: https://www.integroup.jp/

インテグループは、中堅・中小企業を積極的に支援してくれるM&A仲介会社です。

実力のあるコンサルタントと会計士等の専門家が、3ヶ月~6ヶ月というスピードでM&Aを成立させてくれます。

料金は、成功報酬のみです。中小規模の会社にオススメのM&A仲介会社となります。

会社名 インテグループ株式会社
専門家の有無 あり
料金体系 成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://www.integroup.jp/

仲介会社6.かえでファイナンシャルアドバイザリー

かえでファイナンシャルアドバイザリーは、様々な業種で実績を積み重ねているM&A仲介会社です。東京が本社ですが、大阪・京都にも事務所があり関西にも力を入れていることが伺えます。

常に1,000社以上の買い手企業情報を持ち、適切な買い手企業を紹介してくれます。グループ内に会計事務所もあり、事業承継以外の経営課題にも対応してくれるのです。

料金は、成功報酬のみとなります。中小企業の経営者でも初期費用を気にせず、気軽に相談できるでしょう。

会社名 かえでファイナンシャルアドバイザリー株式会社
専門家の有無 あり
料金体系 成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://www.kaedefa.com/

仲介会社7.レコフ

レコフは、中小企業~大手企業のM&Aを支えてきた老舗M&A仲介会社です。

全国が対象ですが、和歌山県でも毎年M&Aを成約させています。豊富な経験をもとに、業界に精通したコンサルタントがM&Aを成功に導いてくれるでしょう。

料金は、中間報酬と成功報酬です。経験豊富なコンサルタントに支援してほしいなら、相談してみても良いでしょう。

会社名 株式会社レコフ
専門家の有無 非公開
料金体系 中間報酬+成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://www.recof.co.jp/

仲介会社8.ジャストコンサルティング

ジャストコンサルティングは、大阪・和歌山を中心に中小企業の経営を支援する地元密着型のコンサルティング会社です。

中小企業診断士など経営知識が豊富なコンサルタントが、M&Aだけでなく経営のサポートをしてくれます。M&Aも含めて、経営改善を行いたい経営者にオススメです。

料金は、非公開となっています。相談時必ず確認しましょう。

会社名 株式会社ジャストコンサルティング
専門家の有無 あり
料金体系 非公開
和歌山の拠点 あり
ホームページ https://www.just-c.net/

仲介会社9.共生基盤

共生基盤は、小規模なM&Aで実績を積み上げてきたM&A仲介会社です。

東京に拠点を持ちますが、和歌山でも対応してくれます。個人事業主向けのサービスもあり、中小規模の会社は相談してみても良いでしょう。

料金は、成功報酬のみです。最低手数料は300万円と比較的低く設定されています。原則着手金はありませんが、相談時に確認しましょう。

会社名 株式会社共生基盤
専門家の有無 なし
料金体系 成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://www.kyoseikiban.com/

仲介会社10.ストライク

ストライクは、インターネットを使って買い手企業を見つけてくれるM&A仲介会社です。

インターネットで買い手企業を募るため、全国各地の買い手企業とのM&Aを検討できます。また、専門家も豊富に在籍しているためサポートもしっかりしているのです。

料金は、着手金と成功報酬となります。ストライクなら、様々な買い手企業を紹介してほしい経営者の期待に応えてくれるでしょう。

会社名 株式会社ストライク
専門家の有無 あり
料金体系 着手金+成功報酬
和歌山の拠点 なし
ホームページ https://www.strike.co.jp/

5. 和歌山で事業承継を相談できる公的窓口

和歌山で事業承継を相談できる公的窓口

和歌山で事業承継を相談できるM&A仲介会社を見てきました。公的窓口に相談してもM&A仲介会社を紹介されることもあるので、はじめから自社に合ったM&A仲介会社に相談することをオススメします。

しかし、「M&A仲介会社の相談より先に公的窓口に相談したい」という経営者も多いでしょう。

公的窓口の場合、専門家が無料で相談やアドバイスをしてくれます。身近な場所で相談できるので、事業承継の相談をしやすいでしょう。

和歌山では、事業承継を相談できる4つの主な窓口があります。
 

  1. 和歌山県事業引継ぎ支援センター
  2. 和歌山県内の商工会議所・商工会
  3. 和歌山県中小企業団体中央会
  4. 和歌山県よろず支援拠点

各窓口について、順番に確認しましょう。

窓口1.和歌山県事業引継ぎ支援センター

和歌山県事業引継ぎ支援センターは、事業承継についてどんなことでも相談できます。

事業承継の方法や事業承継計画の作り方など、経営者の抱える事業承継の問題に対してアドバイスしてくれるのです。

相談は予約制です。FAXで申し込みましょう。

窓口2.和歌山県内の商工会議所・商工会

和歌山県内の各商工会議所・商工会でも、事業承継の相談を受け付けています。

商工会議所・商工会は、事業承継についてのセミナーも行っているので事業承継を考えるきっかけとして参加しても良いでしょう。

相談は各商工会議所・商工会のホームページに記載されています。電話かFAXで申し込みましょう。

窓口3.和歌山県中小企業団体中央会

和歌山県中小企業団体中央会は、中小企業の経営全般について相談できます。中小企業の経営、労務、法律などに専門家がアドバイスしてくれるでしょう。

事業承継の相談が予約制かは、問い合わせが必要です。

窓口4.和歌山県よろず支援拠点

和歌山県よろず支援拠点は、中小企業や個人事業主、起業家の無料相談所です。

事業承継の他に経営、売上拡大、商品開発など様々な相談にのってくれます。豊富な種類のセミナーを開催している活動的な機関です。

相談員には中小企業診断士などの専門家、マーケティングや商品開発に詳しい経営者、女性のコーディネーターもいます。テレビ会議システムでの相談も可能です。

相談は予約制です。電話、ホームページから申し込みましょう。

6. 和歌山で事業承継に悩んでいるならM&A仲介会社がおすすめな理由

和歌山で事業承継に悩んでいるならM&A仲介会社がおすすめな理由

和歌山で事業承継をできるM&A仲介会社と公的窓口を見てきました。しかし、特にM&Aでの承継はM&A仲介会社への相談がオススメです。

理由として、公的窓口で相談するとM&A仲介会社を紹介される可能性があるからと前章の冒頭で述べました。ここでは、もっと詳しく和歌山で事業承継に悩んでいるならM&A仲介会社がおすすめの理由を確認しましょう。

M&A仲介会社に相談すべき理由は3つあります。
 

  1. 自社に合った買い手企業を見つけてくれる
  2. 事業承継に詳しいコンサルタントがサポートをしてくれる
  3. 効率よく事業承継を行える

それぞれの理由を見ていきましょう。

理由1.自社に合った買い手企業を見つけてくれる

M&A仲介会社なら、自社に合った買い手企業を見つけてくれます。

公的機関でも、買い手企業をマッチングする支援は可能です。しかし、公的機関の支援の場合、買い手企業の情報が少なくマッチングする可能性が低くなります。

公的機関が持っている買い手企業の情報が少ない理由は2つです。1つ目は、公的機関が紹介してくれる買い手企業は、買い手企業自ら公的機関に登録していることが多いため。2つ目は、公的機関は積極的に買い手企業を集めていないためです。

一方、M&A仲介会社は全国規模のネットワークから、買い手企業情報を収集しています。買い手企業情報が豊富なため、公的機関の支援より適切な買い手企業を紹介できるのです。

理由2.事業承継に詳しいコンサルタントがサポートをしてくれる

M&A仲介会社に依頼すると、事業承継に詳しいコンサルタントがサポートをしてくれます。

公的機関の専門家は、経営に詳しくてもM&Aの専門家ではありません。M&Aを成功させるためには、経営、会計、法務などの専門的知識やM&A全般の知識と経験が必要です。公的機関の専門家が、全てをカバーすることは難しいでしょう。

しかし、M&A仲介会社のコンサルタントはM&Aのサポートを行うプロです。大手企業とのM&A、地元企業同士のM&A、異業種とのM&Aなど様々なパターンの事業承継を手伝ってきています。

事業承継サポートに慣れているため、きめ細やかなサポートをしてくれるでしょう。

理由3.効率よく事業承継を行える

M&A仲介会社のコンサルタントは事業承継に慣れているため、効率よく事業承継を行えます。

M&Aでの承継の場合、売り手企業を分析して買い手企業を見つけなければなりません。その後、買い手企業と交渉して契約し、様々な手続きを行います。

これらの作業を自力で進めようとすると、時間と労力が必要です。公的機関の支援は全体を細かくサポートしてくれないため、ある程度自力で進めなければなりません。

M&A仲介会社なら、買い手企業を複数紹介してくれて交渉や資料作成も手伝ってくれるので、任せていればM&Aを進めてくれます。M&A仲介会社に依頼すれば、M&Aに必要な経営者の時間や労力を節約できるのです。

このような理由から、事業承継はM&A仲介会社に相談することをオススメします。

7. M&Aで事業承継するときの6つの流れ

M&Aで事業承継するときの6つの流れ

事業承継をM&A仲介会社に相談すべき理由が分かったところで、実際にM&Aで事業承継する流れを見ていきましょう。

M&Aの流れは、以下の6つに分けられます。
 

  1. 事業承継の準備と相談
  2. アドバイザリー契約の締結
  3. 買い手企業との交渉
  4. 基本合意契約の締結
  5. デューデリジェンスの対応
  6. 最終契約の締結と事業承継の実行

M&Aの流れを順番に確認しましょう。

流れ1.事業承継の準備と相談

はじめに、事業承継の準備を行いましょう。具体的には、次の2つを行います。
 

  • 資料整理
  • 経営課題の洗い出し

決算書などの財務資料や従業員の給与やスキルの一覧、会社の沿革などを資料にまとめます。M&Aを進める上で利用するため、先に資料を整理しましょう。

資料整理を行えば、経営課題も洗い出せるはずです。経営課題については、M&Aを実行するまでに改善しておくと、より良い条件でM&Aを行えます。

このような準備をしつつ、M&A仲介会社に相談しましょう。複数社に相談して、自社と相性の良いM&A仲介会社に依頼することがM&A成功のために重要です。

相談時に、料金、実績、M&Aの進め方などについては必ず確認しましょう。

流れ2.アドバイザリー契約の締結

依頼するM&A仲介会社を決めたら、M&A仲介会社とアドバイザリー契約を締結します。アドバイザリー契約とは、本格的にM&A仲介会社にM&Aのサポートを依頼する契約のことです。

着手金が必要なM&A仲介会社は、アドバイザリー契約時に支払います。着手金の相場は、50万円~200万円です。

アドバイザリー契約を結ぶと、M&A仲介会社のコンサルタントが自社の分析をして、希望条件に合う買い手企業を探してくれます。複数の買い手企業候補を見つけてくれるため、一番良いと思う買い手企業候補から打診していきましょう。

M&A仲介会社を通して買い手企業候補に面談の打診をして、了承を得られれば買い手企業候補の経営者と面談を行います。

思い当たるM&A仲介会社がなければ、M&A総合研究所にご相談ください。公認会計士とM&Aコンサルタントの2名体制であなたの事業承継のサポートをいたします。

相談料・着手金・中間報酬は無料です。安心してお問い合わせください。

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流れ3.買い手企業との交渉

買い手企業候補と面談を行い、互いの会社の経営や雰囲気について理解しましょう。

はじめから譲渡条件を交渉するのでなく、経営方針、企業文化、M&Aへの考え方などを話し合って、「本当に会社を任せても良いか」を判断します。任せても良いと判断できてから、交渉に進むのです。

交渉では、譲渡条件、譲渡価格など大まかな条件を話し合います。M&A仲介会社と事前に譲渡条件をすり合わせ、交渉を手伝ってもらいましょう。

互いに納得できるまで話し合えれば、基本合意契約を結びます。

流れ4.基本合意契約の締結

基本合意契約とは、話し合った条件でM&Aを進めることを買い手企業と確認する契約のことです。基本合意契約時に作成する基本合意書には、以下の内容を記載します。
 

  • 譲渡価格
  • 譲渡条件
  • 今後のスケジュール
  • 取引方法
  • デューデリジェンス協力義務
  • 独占交渉権

この後の調査で問題がなければ、基本合意契約の内容で最終交渉を行います。しっかり内容を確認して契約しましょう。

中間報酬が必要なM&A仲介会社の場合、基本合意契約時に支払います。中間報酬の相場は、成功報酬の10%です。

流れ5.デューデリジェンスの対応

基本合意契約後、デューデリジェンスが行われます。デューデリジェンスとは、買い手企業が売り手企業の事業、財務、人事などに対して行う調査のことです。

売り手企業は、デューデリジェンスで買い手企業から要求される資料を用意する必要があります。時には膨大な資料が必要なため、M&A仲介会社にサポートしてもらいましょう。

デューデリジェンスで買い手企業が知らない債務や問題が見つかれば、信用を失くして最終交渉で譲渡価格を引き下げられる可能性があります。

自社の経営課題については、隠さず最初の交渉で伝えておきましょう。

流れ6.最終契約の締結と事業承継の実行

デューデリジェンスの結果と基本合意契約の内容に基づき、最終交渉を行います。最終的な譲渡価格、譲渡条件を決めて、最終契約を締結しましょう。

最終契約締結後、事業承継を実行します。譲渡代金の受け取りや事務的な手続きを行い、引き継ぎを終えればM&A完了です。

最後に、M&A仲介会社へ成功報酬を支払いましょう。

8. 事業承継を成功させよう!すぐに行うべき3つのポイント

事業承継を成功させよう!すぐに行うべき3つのポイント

M&Aの流れを確認しました。続いて、事業承継を成功させるためのポイントを確認しましょう。親族内承継、従業員承継、M&Aでの承継のいずれの承継方法でもポイントは同じです。ポイントは3つあります。
 

  1. 事業承継について理解する
  2. すぐに準備を始める
  3. M&A仲介会社に相談する

詳しく見ていきましょう。

ポイント1.事業承継について理解する

1つ目のポイントは、事業承継について理解することです。

事業承継は、承継方法でメリットやデメリットが異なります。必要な費用、注意点などについてセミナーや書籍で勉強しましょう。セミナーは、和歌山の各商工会議所やM&A仲介会社が開催しています。

ただし、和歌山県内だとセミナー数が少なく、日程が合わない場合があるでしょう。大阪まで足を延ばせば多くのセミナーが行われています。

ポイント2.すぐに準備を始める

事業承継を考えたら、すぐに準備を始めましょう。事業承継を検討するだけでなく、実際に準備をすることがポイントです。

高齢の経営者になるほど、事業承継を考えていても準備をしていない割合が高くなります。準備をしていないと、いざ事業承継をしようとしても、後継者と考えていた人に断られたり、後継者が体調不良になったりして承継できなくなることもあるのです。

事業承継は一朝一夕で完了しません。そのため、なるべく早く準備を始めることが重要です。

ポイント3.M&A仲介会社に相談する

3つ目のポイントは、事業承継を第三者に相談することです。特にM&A仲介会社に相談すると、専門的な意見を聞けるでしょう。

事業承継を自力で進めた場合、手続きに漏れがあるなど手間がかかります。専門家にサポートしてもらった方が、スムーズに事業承継を行えるのです。

特にM&Aでの承継を考えているなら、M&A仲介会社に相談しましょう。早めに相談しておくと、条件に合う買い手企業が現れたときや高く売れる時期に事業承継を行えます。

9. まとめ

和歌山県は、様々な事業承継支援を実施しています。セミナー開催や相談窓口を設置して、早めの事業承継準備を促しているのです。

専門家の相談員が対応する公的窓口も複数設けられています。しかし、オススメはM&A仲介会社に相談することです。

M&A仲介会社なら、事業承継に慣れたコンサルタントが相談にのってくれます。良い条件で事業承継を行えるでしょう。

ただし、M&A仲介会社は複数比較して自社に合うM&A仲介会社を見つけないと、M&Aを成立できないなどトラブルになってしまいます。

自社と相性の良いM&A仲介会社に協力してもらって、事業承継を成功させましょう。

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