事業承継アドバイザーとは?申し込み方法や勉強方法を解説【経験者の声あり】

近年、需要が高まっているのが事業承継アドバイザーです。主たる資格である事業承継アドバイザー認定試験について、合格率や難易度、勉強法などを解説するとともに、その他の資格である事業承継アドバイザー3級・金融業務2級にも言及します。


目次

  1. 事業承継アドバイザーとは
  2. 事業承継アドバイザー認定試験(BSA)とは
  3. 事業承継アドバイザー認定試験の申し込み方法
  4. 事業承継アドバイザー認定試験の勉強方法
  5. 事業承継アドバイザー認定試験の合格率と難易度
  6. 事業承継アドバイザー認定試験の経験者の声
  7. 事業承継アドバイザーになるメリット
  8. 事業承継アドバイザー認定試験のおすすめ問題集
  9. 事業承継に役立つ資格
  10. まとめ

1. 事業承継アドバイザーとは

事業承継アドバイザーとは

事業承継アドバイザーとは、事業承継に悩む中小企業経営者へアドバイス業務を行う専門家のことです。

中小企業の後継者といえば、ひと昔前まではオーナー経営者の子どもが継ぐケースがほとんどでした。

しかし、価値観の多様化により、親は子どもに無理に事業を継がせようとせず、事業を継ぎたがる子どもも減った上、少子化により、子どもの数自体が減少してしまったのです。その結果、後継者不足に悩む中小企業は年々増加しています。

事業承継アドバイザーは、このような後継者不足や後継者育成に悩む中小企業経営者に対して、M&Aも含めた事業承継の最善策をアドバイスする専門家です。

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2. 事業承継アドバイザー認定試験(BSA)とは

事業承継アドバイザー認定試験(BSA)とは

実は、事業承継アドバイザー資格には複数種類あるのですが、現在、最もポピュラーなのは事業承継アドバイザー(BSA=Business Succeed Advisor)認定試験になります。

事業承継アドバイザー認定試験とは、主に金融機関の幹部クラス社員が、中小企業経営者に事業承継のアドバイスを行うための基礎知識や、実務能力を身につけるための試験です。

しかし、事業承継需要の高まりから、金融機関以外でも事業承継アドバイザーの資格を取得する人が増えています。

事業承継アドバイザーは、一般社団法人金融検定協会が運営する認定資格ですが、資格を取得することで事業承継アドバイザーを名乗れるのです。

また、その他の事業承継に関する資格として、それぞれ異なる別の機関が運営・実施している、事業承継アドバイザー3級と金融業務2級事業承継・M&Aコースもあります。

本記事では、現在、事業承継アドバイザーの資格として人気の高い、事業承継アドバイザー認定試験を中心に解説しますが、まずは、事業承継アドバイザー認定試験、事業承継アドバイザー3級、金融業務2級事業承継・M&Aコースについて、それぞれの検定内容について比べてみましょう。

事業承継アドバイザー認定試験の内容

事業承継アドバイザー認定試験では、事業承継に関する幅広い知識の理解が求められます。事業承継アドバイザー認定試験の出題範囲は、2020(令和2)年12月現在で以下のとおりです。
 

問題形式 5答択一式50問
試験時間 150分
合格基準 60点以上
(ただし試験結果を踏まえて試験委員会が決定)
出題範囲①
事業承継の基礎知識
中小企業の事業承継と金融機関の関与
事業承継の類型と対応策の概要
企業の価値評価
事業承継と金融機関のコンプライアンス
出題範囲②
親族内承継
親族内承継の概説
自社株承継の法務
自社株承継の税務
自社株承継対策の方法
戦略的承継の方法
出題範囲③
従業員・役員・外部への承継とM&A
事業承継M&Aの概要
M&Aの基本的な手順
役員・従業員に企業売却MBO
金融機関の取組み
事業承継M&Aニーズへの対応

なお、2020年における事業承継アドバイザー認定試験は、すでに日程が終了しています。2021(令和3)年の試験日程は、まだ発表されていません。参考までに、2020年の事業承継アドバイザー認定試験は、5月と11月に開催されました。

事業承継アドバイザー3級の内容

経済法令研究会が実施・運営している試験・資格として、銀行業務検定試験があります。この試験は法務、財務、税務など40種近くにも及ぶ種目があるのですが、その中の1種目としてあるのが、事業承継アドバイザー3級です。

事業承継アドバイザー3級は事業承継アドバイザー認定試験よりも新しい資格なので、まだ認知度がそれほど高くありません。銀行員や会計士・税理士が事業承継に関する基礎的な知識を身につけるために作られた資格です。

事業承継アドバイザー3級試験も、2020年はすでに日程が終了していますが、2020年10月25日に開催された試験内容は、以下のとおりです。

問題形式 四答択一式25問(各2点)
事例付四答択一式5事例10問(各2点)
記述式3題(各10点)
試験時間 180分
合格基準 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定)
出題範囲①
事業承継の基礎知識
事業承継対策の基本と必要性
承継方法の決定と計画の立案
後継者教育
出題範囲②
事業承継と金融実務
取引先の現状把握と課題の認識
各承継方法共通の基本知識
親族内承継に関わる基本知識
親族外承継(従業員)に関わる基本知識
親族外承継(第三者)に関わる基本知識
その他
出題範囲③
その他関連知識など
他の機関などの事業承継関連の制度など
事業承継に関わるコンプライアンス

なお、2020年10月25日の試験日程の場合、申込受付期間が2020年8月11日〜9月2日、受験料が4,400 円 (税込)でした。

金融業務2級事業承継・M&Aコースの内容

一般社団法人金融財政事情研究会が運営・実施している試験・資格が、金融業務能力検定です。こちらも、その種目数は約40種目あり、その中の1種目として、金融業務2級事業承継・M&Aコースがあります。

金融業務2級も、事業承継アドバイザー認定試験や事業承継アドバイザー3級と同じく、主に金融機関職員や会計士・税理士がスキルアップのために取得する資格です。

金融業務2級は、事業承継アドバイザー認定試験に比べると基礎知識を固めることに特化した内容となっており、金融業務2級に合格すると「事業承継・M&Aエキスパート」の認定証を取得できます。

金融業務能力検定のほとんどの種目は、試験が通年開催となっており、自身が予約した日にテストセンターに赴き受験するスタイルです。テストセンターは、全国各都道府県に複数の主要都市で会場が設けられているので、最寄りの会場で受験できます。

金融業務2級事業承継・M&Aコースの試験概要は、以下のとおりです。

問題形式 四答択一式30問
事例問題10題
試験時間 120分
合格基準 100点満点で70点以上
出題範囲 事業承継関連税制など
事業承継関連法制など
M&A基礎知識・関連会計
M&A関連法制など
総合問題
受験予約 受験希望日の3日前まで可能
受験手数料 7,700円(税込)

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3. 事業承継アドバイザー認定試験の申し込み方法

事業承継アドバイザー認定試験の申し込み方法

この章では、事業承継アドバイザー認定試験の申し込み方法や、受験料について解説します。

申し込み・届出先

申し込み方法は、Webからの提出方法と申込書での提出方法があります。Webの場合、申し込みページは、金融検定協会ホームページです。申し込みは、試験日の約2カ月前から開始されます。

個人で申込書から申し込む場合は、金融検定協会からコンビニ支払い用の用紙を送付してもらい支払う方法しかありません。Webでの個人申し込みの場合は、コンビニ支払いとクレジットカード支払いが利用できます。

受験票は支払い完了後に送付されるため、期間に余裕を持って申し込むようにしましょう。

受験料

受験料は、2020年12月の段階では7,400円(税込)となっています。

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4. 事業承継アドバイザー認定試験の勉強方法

事業承継アドバイザー認定試験の勉強方法

事業承継アドバイザー認定試験は難易度が比較的低く合格率は高めですが、試験問題の性質上、勉強方法によって効率が大きく変わります。

事業承継アドバイザー認定試験の勉強では、以下のポイントを押さえて進めていくとよいでしょう。
 

  1. 受験する主催団体の問題への対策をする
  2. 問題集などを参考に勉強する
  3. 講義を受講する
  4. 過去に受験した方に話を伺う

①受験する主催団体の問題への対策をする

事業承継アドバイザー認定試験は問題の形式や傾向がある程度、決まっています。そのため、これまで難易度や合格率の変動はあるものの、問題傾向としては大きな変化がなく、対策がしやすい内容です。

そこで、事業承継アドバイザー認定試験の運営団体が販売している通信講座や書籍などを使うことで、運営団体がどのような点を重視しているかなどの傾向をつかめます。

事業承継アドバイザー認定試験に合格した方の体験談でも、事業承継アドバイザー認定試験の運営団体が作成・認定している通信講座をひたすらこなすことで、合格できたという声も多いです。

また、これは事業承継アドバイザー認定試験だけでなく、事業承継アドバイザー3級や金融業務2級事業承継・M&Aコースにも当てはまります。それぞれの運営団体は、種目に応じた模擬問題集を販売していますので、それで対策が取れるでしょう。

②問題集などを参考に勉強する

上記のように事業承継アドバイザー認定試験用の通信講座や書籍だけで勉強する場合、専門用語や実務的な内容が出てくるので、事業承継に関する知識が全くない場合は難易度が高く感じることもあります。

また、事業承継アドバイザー認定試験の問題は細かいポイントの正確な理解を求める問題が多いので、丸暗記だけでなく正確に理解することも必要です。

そこで、問題集などを繰り返し解くことで、出題のパターンをつかむと同時に、さまざまな角度から問題に触れることで、理解を深めるようにしましょう。

問題集を数冊購入してきて取り組む人もいますが、事業承継アドバイザー認定試験の受験経験者の体験談では、1冊に絞って繰り返し取り組んだ人の方が、合格率が上がっている傾向があります。

③講義を受講する

事業承継アドバイザー認定試験用の通信講座や書籍など、独学ではどうしても理解できない場合や、丸暗記で乗り切ることはしたくないという場合は、事業承継アドバイザー向けの講座やセミナーを受講することも有効です。

講座やセミナーであれば、事業承継の専門家がわかりやすく説明してくれます。また、わからないことがあれば直接質問することも可能です。

ただし、講座やセミナーを開催しているのはほとんどが都市部なので、地方在住の場合はなかなか受講する機会を得られない可能性があります。

④過去に受験した方に話を伺う

事業承継アドバイザー認定試験の受験経験者が身近にいれば、効率よく勉強を進められます。事業承継アドバイザー認定試験は傾向がはっきりしているので、コツをつかむことができれば難易度は下がるからです。

しかし、初めて事業承継アドバイザー認定試験を受ける場合は、どこがポイントなのかわからない状態から勉強を始めるので、コツをつかむまでには時間が必要でしょう。

そこで、すでに事業承継アドバイザー認定試験を受験したことのある人にコツを教えてもらえれば、勉強時間を短縮し合格率を上げられるはずです。

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5. 事業承継アドバイザー認定試験の合格率と難易度

事業承継アドバイザー認定試験の合格率と難易度

事業承継アドバイザー認定試験の合格率は、試験回によって差はありますが、平均するとおおむね5割前後と、難易度はそれほど高くありません。また、合格基準は、100点中60点以上を基準に、最終的な合否は試験委員会の審議の上で決定することとなっています。

合格基準に審議が含まれる理由には、「試験の難易度が高く合格率が著しく低くなりそうな場合の救済措置」や「難易度が低過ぎて合格率が高くなり過ぎそうな場合に60点を超えていても不合格とする場合」があるからです。

合格率5割とは、資格試験の難易度で比較すると簡単な部類に入りますが、金融機関勤務者が団体で申し込んでいることが多いので、受験者の中には、すでにある程度、知識を持っていたり、社内で勉強方法や試験対策を教えてもらったりする人もいます。

したがって、事業承継アドバイザーに関する事前知識がなく受験する場合は、難易度が高く感じることもあるでしょう。

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6. 事業承継アドバイザー認定試験の経験者の声

事業承継アドバイザー認定試験の経験者の声

事業承継アドバイザー認定試験を受験した人たちの中には、難易度が高かったという人もいれば、思ったより難易度が低かったという人もいました。

そして、過去問題を解いていたときは合格点に達していたのに、本番では落ちてしまったというケースもあれば、逆に、過去問題では合格できる気がしなかったのに、なぜか合格できたというケースもあります。

事業承継アドバイザー認定試験は、合格者数が多くなり過ぎたり少なくなり過ぎたりすることを防ぐため、試験によって難易度を調整しているのが、その理由です。

そのため、実際に事業承継アドバイザーを受験する際は、余裕を持って合格できるだけの力をつける必要があります。

また、受験勉強の時間が思うようにとれなかったという声もあり、金融機関などで勤務しながら試験勉強する難しさが、そこにあるのです。

したがって、合格率が高めの試験とはいえ、しっかりと勉強しなければ取得できる資格ではありません。事業承継アドバイザー認定試験の勉強は、いかに時間を捻出してコツコツ勉強できるかが重要です。

以下に、その他の事業承継アドバイザー認定試験経験者の声を掲示します。
 

  • 事業承継アドバイザーの通信講座を最後までやりきることができず、モチベーションが下がり受験もしなかった
  • 会社で強制的に事業承継アドバイザー認定試験を受験させられたが、仕事が忙しくて勉強どころではなかった
  • 事業承継アドバイザー認定試験は過去問題や模擬試験問題と似たような問題が多かったので、それほど苦戦しなかった
  • 過去にファイナンシャル・プランナーの勉強で学んだことが事業承継アドバイザーの勉強でも役に立った
  • 事業承継アドバイザー認定試験を受験したことのある会社の先輩からコツを教えてもらっていたので、効率よく勉強できた

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7. 事業承継アドバイザーになるメリット

事業承継アドバイザーになるメリット

事業承継アドバイザーの認定資格を手に入れることで、以下のメリットが得られます。
 

  1. 事業承継アドバイザーを名乗れる
  2. 事業承継に関する知識を得られる

①事業承継アドバイザーを名乗れる

現在、事業承継アドバイザーの国家試験はなく公的資格は存在していません。つまり、事業承継アドバイザーの認定資格を持っていなければ事業承継アドバイザーを名乗れないので、他者との差別化を図れます。

事業承継を検討している中小企業経営者は、「後継者は見つかるのか」「後継者を経営者となれるようにしっかりと育成できるか」「事業承継に必要な資金や税金は大丈夫か」「事業承継後、事業は継続できるのか」など、さまざまな不安でいっぱいです。

これらの課題について、事業承継アドバイザーという肩書を持った人に相談できることは、安心感につながります。

また、事業承継アドバイザーの資格を持った人は、専門家としての意識が強くなり、自身がより成長できることも利点といえるでしょう。

②事業承継に関する知識を得られる

近年は、金融機関の従業員だけでなく、他業種の会社員や経営者、学生などが事業承継アドバイザーの講座を受けたり資格取得を目指したりするケースが増えています。

これは、事業承継の需要が高まっていることから、さまざまな業界で事業承継関連事業に参入する企業が増えてきたこと、それに伴い事業承継アドバイザーとしての知識を持った人材が求められるようになってきたことなどが理由です。

また、事業承継アドバイザーとしての知識を得るということは、法務や会計・税務、会社経営に関連した知識なども身につけることになります。

そのため、事業承継アドバイザーとしての仕事に従事するわけではなくても、社会人としてスキルアップのために事業承継アドバイザーの資格を取得するという人もいるのです。

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8. 事業承継アドバイザー認定試験のおすすめ問題集

事業承継アドバイザー認定試験のおすすめ問題集

この章では、事業承継アドバイザー認定試験の勉強をするのに、おすすめの本、通信講座テキストなどを5種類、紹介します。
 

  1. 事業承継アドバイザー講座
  2. 一般社団法人金融検定協会認定 事業承継アドバイザー認定試験模擬問題集2020年11月試験版
  3. 銀行業務検定試験 事業承継アドバイザー3級問題解説集〈2020年10月受験用〉
  4. 2020年度版金融業務2級事業承継・M&Aコース試験問題集
  5. 事業承継のツボとコツがゼッタイにわかる本[第2版]

①事業承継アドバイザー講座

事業承継アドバイザー講座は、事業承継アドバイザー認定試験に対応した通信教育講座です。事業承継アドバイザー講座は、金融機関の職員が事業承継に悩む中小企業の経営者などにアドバイスできる能力を身につける目的で作成されています。

したがって、講座内容は、実際にアドバイスを行うことを考慮した、実践的な項目が多く盛り込まれているのが特徴です。事業承継アドバイザー認定試験は、この通信講座の内容に沿った出題ともいわれています。

金融機関勤務の方の場合、会社で補助してもらえるケースもあるので、念のため事前に確認してみるとよいでしょう。なお、毎年、試験内容・講座内容は連動して変化しますので、その点は注意してください。
 

発売 銀行研修社
受講期限 3カ月
添削課題 3回
テキスト数 3冊
税込価格 14,400円

②一般社団法人金融検定協会認定 事業承継アドバイザー認定試験模擬問題集2020年11月試験版

「事業承継アドバイザー認定試験模擬問題集2020年11月試験版」は、事業承継アドバイザー認定試験用の模擬問題集です。事業承継アドバイザー認定試験を運営している金融検定協会が編集している模擬問題集なので、本問題に近い問題が多数収録されています。

注意したいのは、年間2回開催されている事業承継アドバイザー認定試験は、その試験ごとに少しずつ出題内容が変更されています。したがって、試験実施日の2カ月前ごとに最新の模擬問題集が発売されるので、自分の受験時期に合わせた最新版を入手するようにしましょう。
 

出版 銀行研修社
編集 金融検定協会
価格 2,750円(税込)※電子書籍版は2,200円(税込)

③銀行業務検定試験 事業承継アドバイザー3級問題解説集〈2020年10月受験用〉

「銀行業務検定試験 事業承継アドバイザー3級問題解説集〈2020年10月受験用〉」は、その名のとおり、事業承継アドバイザー3級で実際に出題された過去問題と、その解説が収録されています。

事業承継アドバイザー認定試験にダイレクトに役立つものではありませんが、同類の試験問題集として事業承継の知識を深め理解するのに役立つ1冊です。

もちろん、事業承継アドバイザー3級を受験するのであれば、ピッタリの参考書でしょう。
 

出版 経済法令研究会
編集 銀行業務検定協会
価格 2,970円(税込)
掲載過去問題 2016年〜2019年から4回分

④2020年度版金融業務2級事業承継・M&Aコース試験問題集

「2020年度版金融業務2級事業承継・M&Aコース試験問題集」は、見てわかるとおり金融業務2級事業承継・M&Aコース試験用の問題集です。

事業承継アドバイザー認定試験模擬問題集でつけた力を試すような意味で、こちらの問題集も解いてみると、自分自身の事業承継への理解度を測れるバロメーターとなるでしょう。

もちろん、融業務2級事業承継・M&Aコースを受験するのであれば、これ以上に適合する問題集はありません。
 

出版 きんざい
編集 一般社団法人金融財政事情研究会 検定センター
価格 1,980円(税込)

⑤事業承継のツボとコツがゼッタイにわかる本[第2版]

試験専用のテキストだけで勉強していると、内容を実感としてつかむことができず、結果的に丸暗記になってしまいがちです。

「事業承継のツボとコツがゼッタイにわかる本」は、さまざまなケースを取り上げながら、どのような対策をとればよいか、わかりやすく解説しています。

事業承継アドバイザー認定試験の勉強は進めているものの、理解できているか不安がある、イメージがつかめないという場合は、こちらの本が役に立つでしょう。

また、試験勉強だけでなく、事業承継の業務に携わる方や、事業承継を検討している経営者などにも役に立つ1冊です。
 

出版 秀和システム
著作 みんなの事業承継研究会
価格 1,980円

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9. 事業承継に役立つ資格

事業承継に役立つ資格

ここまで、事業承継アドバイザー認定試験や事業承継アドバイザー3級、金融業務2級事業承継・M&Aコースを紹介しましたが、他にも事業承継に役立つ関連資格があります。

それらの中でも比較的取得しやすいのが、以下の3つの資格です。
 

  1. ファイナンシャル・プランナー(FP)
  2. 相続カウンセラー
  3. 事業承継士

①ファイナンシャル・プランナー(FP)

ファイナンシャル・プランナーとは、お金に関する総合的なアドバイスを行う専門家です。ファイナンシャル・プランナーの資格には、3級FP技能士、2級FP技能士、1級FP技能士があります。

3級は国家資格の中でも比較的易しい試験なので、受験者も主婦や学生など、幅広い層から人気がある資格です。なお、2級と1級には受験資格があり、一定の条件をクリアしていなければなりません。

②相続カウンセラー

相続カウンセラーは、相続に悩む人の相談に乗り、適切なアドバイスをしたり専門家を紹介したりできる民間資格です。

事業承継では相続問題の解決も重要なので、相続に関してアドバイスできる専門家は重宝されます。相続カウンセラーの資格は3段階に分かれていて、初級は地主や家主など自身の相続のために受ける方も多くいます。

③事業承継士

事業承継士は、士業やファイナンシャル・プランナーなどの専門家が事業承継のアドバイスを行うための資格です。事業承継士の試験自体は、さほど難しくありませんが、受験資格は指定の専門家に限られています

また、受講料や試験料、入会金(資格を運営している一般社団法人事業承継協会への入会)を合わせると、その費用は30万円超です。

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10. まとめ

まとめ

本記事では、事業承継アドバイザー資格の勉強方法について解説しました。これから事業承継アドバイザーの資格を取得したいという方は、ぜひ参考にして効率よく学習を進めてください。

全国の中小企業のM&Aに数多く携わっているM&A総合研究所は、これまでに数々の事業承継のお手伝いも行ってまいりました。M&A総合研究所では、M&A・事業承継に豊富な経験と知識を持つアドバイザーが、専任となって相談時から事業承継実現までサポートいたします。

料金システムは完全成功報酬制ですから、着手金や中間手数料などはありません。また、成功報酬額は国内最安値水準であり、安心してリーズナブルに事業承継の実現が目指せます。随時、無料相談を受け付けておりますので、事業承継にお悩みの際には、お気軽にお問い合わせください。

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